街や自然の魅力に感動して、写真に収めたことがある方、とても多いと思います♪
たまに街で見かける一人で絵を描く高齢者。なんとなく気になったことはありませんか?
年賀状や季節の挨拶、粋な風景画でセンスを感じたこと、ございませんか?
このブログのタイトルをみて訪れてくださった方は、風景画に関心がおありのはず。
とはいっても、「始めてみたいなぁ」と思いつつも、、、
ちょっと腰が重いとき、ありますよね。
道具はどれがいいの?
どうやって描き始めるの?
とっかかりがほしいなぁ。。。
などなど。。。
そんな風景画初心者、始めてみたい方のための風景画に関する入り口を提案する第二段です☆
☆風景の選び方
初心者が始めやすい風景とは。
風景にもとっつきやすいもの、難しいものがあります。
そういったものあるの??
それはどんなものなの?
町、都会、建築物が多い景色は難易度が高い傾向にあります。
また、最初の写真のような沢山のお花も描くのが大変なので、慣れてきてからの方が◎。
逆に引きの風景、湖や海、山のシルエットがメインなど、対象が少なめの景色は始めやすいです。
そして、ワンポイント質が違うモチーフを入れて上げると絵の印象が締まります☆
この場合は灯台♪
述べてきたような情報をベースに思い入れのある景色、風景から描き始めてみてください。
♪これくらい大胆でもいい雰囲気に思えてきませんか?
☆道具と進め方
描きたい風景が決まったら、早速描いていきましょう♪
画材はなんでもOKですが、基本は紙に鉛筆。
どこからどこまでを描くか、携帯で写真を撮って、拡大縮小、編集して画面を決めても良いかもしれません。
初心者の方は鉛筆で、練習も兼ねて他の紙に試し描きしてみてください。
その際、写真で撮った範囲を紙の中に収めるよう手を動かしてください。
ここでポイントなのは、一発で決まらない事が前提。何度も描いては消し、繰り返し直して良いということ。
むしろ、
何度もやり直す事が大前提なので、薄く、優しい筆圧で描いていくと良いです。
経験がある方も多いかと思いますが、最初からグリっと描くと紙が凹んで後戻りしにくくなりますので注意です☆
繰り返し直すことで気に入った絵の配置(構図)を見つけてください。繰り返し描いていくことで味わいも出てきます♪
そして、手があったまってきたら画用紙上でトライ!
端から描かず、全体感を中心部に収めるような感覚で配置すると良いと思います。
端の方は描かないくらいでも雰囲気がでます☆
☆着彩
鉛筆画きの後は、絵の具ワーク。
もちろんこの途中で、鉛筆ワークに戻るのありです。
下書きはまぁまぁなんだけど、、、色塗塗るのが苦手なんだよね
鉛筆と違い、幅広い筆で描くと、塗りたい部分からはみ出してしまう、明るく描きたい部分の色が濁って薄暗くなってしまう…影色が塗り潰れてしまう等の悩みを聞くことがあります。
◇水彩絵の具で色を塗るときのコツ◇
1:影は鉛筆で描いておいて端まで塗らない + なるべく色を重ねる回数を少なくする
2:明るめの色(黄色系や淡い色)から塗る
→赤系、緑系の発色をサポートしてくれる
3:パレット上で狙った色を作る
→画面上で色をあまり混ぜない & たくさん重ねない
例えば、明るく日が当たっているところを淡い黄色系で下地を作ると、後に載せる赤系や緑系の色の発色が良くなったりします。
乾燥させた後、緑系の台地に同色系や彩度の低いオーカー系を重ねていくと深みのある表情になっていくので特性を経験した上で着彩して下さい。
↓明るい丘の面と崖(黄色を入れなかったところ)を見比べてみてください♪
☆風景画ではほぼ存在する空☆
最初から色を載せる場合は水でかなり薄め、ある程度幅のある筆でスタートがおすすめ。
ハケで水だけを塗り、そのあと空の色と雲の白さグレーをフワッと載せるのも雰囲気がでます!
筆跡がボケて均一な色とアウトラインのない雲が描けたり。
慣れてきたら色々な水量の配分や絵の具量の載せ方も試していってください。
先述のコツと併せて
※淡い色、水多めの薄めた色 →段々濃く
※空や面積の広い遠い部分 →手前の景色
といった具合に進めてみてください。
紙上で重ね塗りで雰囲気を盛っていくことも可能ですが、水彩絵の具はパレットの上で色を作る描き進め方もできます。
はじめに濃い色で塗ってしまうと、彩度や明度が高い色が欲しい時に表現が難しくなるので、先にメモした内容を思い出してください☆
まとめ
初心者の方に向けて、風景画を始めるコツをご紹介しました。
ご家庭にある身近な鉛筆と紙、100円ショップで買える絵の具で楽しめます。
こんな感じで貸しギャラリーや知人のカフェなどでも置いてもらって楽しんでいます♪
塗り絵から始めてみるのも気負わず始めれて、いいかもしれませんね☆
私はこういった形で季節の挨拶や、年賀状などにも活かしています♪
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