こんにちは、マダムMです。
定年退職後の豊かな時間、いかがお過ごしでしょうか?
最近はAIがどんどん身近になり、言葉を入力するだけで素晴らしい画像を作ってくれます。
とはいえども、
希望のイメージには近くても、完全に求めているものではありませんよね。どちらかというとAIが出してきた提案に寄せて、まぁこれくらいでいいかといった感じではないでしょうか?
そもそもAIに少し距離を感じるなぁ。。。
そんな方もいらっしゃるのではないでしょうか??
やっぱり、オリジナルの絵を自分のイメージ通りに描けたら楽しいですよね♪
簡単に始められたお絵描きタブレット
遅ればせながら70代から液晶タブレット×ペイントソフトを使ったデジタルお絵描きに挑戦していたところ、私の所属するコミュニティの学友から絵を教えて欲しいとの声がボチボチある事に気がつきました。
鉛筆、ネリゴム、を売っているところを見かけるお店も少なくなってきたように感じる現代です。
画材屋さんも減りましたねー。。。
デジタルツールにどんどん移行している傾向を感じます。
紙の上に鉛筆・練りゴムで数百枚、描いてきたことがとても懐かしいです☆
道具に関して学友から聞かれる事があったので、こちらの別記事にまとめています。
合わせてご覧ください。↓
★軽くデッサンとは★
いろいろな言い方はあるかと思いますが、私の感覚としては描き手の目に映った対象そのものを(いかに)そのものの様に書き起こす事と捉えています。
絵なので、より美しくするための演出はOKです。
**デジタルツールを用いたデッサンのメリットは鉛筆デッサンと違い、タブレットPCとクリップスタジオさえあればどこでも始められます。カフェでも!
画面が光ってしまうので、室内でお願いします。屋外で描くことに関しては今のところ良い方法がわかりません!!
★★そしてメリット
*消耗品が不要
*デッサン、イラスト、水彩畫風、などなど、いろいろなスタイルの絵が描ける
*ごみが出ない
等々、その他たくさんの魅力があります。
★★★逆に用意しなくていいもの
●鉛筆、5H、F、6B、等の奧深いもの、たくさん本數の鉛筆類 ・・・不要
●デッサンやスケッチに適した紙質の畫用紙タイプのスケッチブック・・・不要
→しかも用紙設定で 白バック~好きな背景を選べます
●ネリゴムという消しゴム、プラスチック消しゴム ・・・不要
→消しゴムツール、エアブラシツール
手が汚れず、ケシカス、ゴミや臭いが出ません。SDGs対応で現代的!
諸々の追加画材や消耗品も少なく、作品の保管場所場所や費用などもミニマムにできます。
今回は初心者の方に向けて、デジタルデッサンの一例をご紹介します。
自分が描きたいもの以外ありません((笑))
最初はシンプルなもの単體、りんごやバナナ、不透明なコップなどの幾何形體等もおすすめです。
①描きたい対象、構図、光の設定を決める
畫面の上にどう仕上げるかイメージしてください。
画面の真ん中付近にイメージして、丸らしきものを描いて位置を確認することからスタートです。
私はクリップスタジオのGペンツールを好んで使っています♪黒の濃さ、線の幅も選択・調節可能!
・描く対象をどの方向から見るか固定する
**姿勢が動くとみている位置も微妙に変わるので注意です**
・光がどこから射しているのかを固定する(設定して固定してもよし)
**明るい部分、影の部分を設定(固定)する**
・光源、最初は左45度くらいから當たっていると設定してイメージで影をつけてもいいかもしれません。
・画面上のどこに描くか
クリップスタジオは後で拡大縮小、配置の移動ができる優れものですが、紙の上に描くような位置決めをしてください。
攜帯で寫真を撮るときに畫面にどう入れるか考えることと同じ感覚でしょうか。
②じっくり観察しながら気の赴くままに描く
例えば対象のシルエット。
曲線的か直線的か。 質感や光り方。 軟らかいのか、硬いのかなど。
手を動かしながらじっくり観察します。
ペン先で描く対象を觸っているような感覚。
普段よく見ているものでも、あれ?、こんなところに點がある、ちょっとべとべとしている、意外に硬い、等等、じっくりと観察すると不思議な気づきがたくさんあって面白いです。
◎ペンと手の動かし方(デッサンの基本的な表現技法)の確認
【ベーシックな技法】
「ハッチング」
線の連続で面を描いていく技法
線の強さ、太さ、濃さなので、影の濃淡、彩度を明度の差で表現したりします。影をつけていくようなイメージでしょうか。
ハッチングにもいろいろあり、平行に細かく手を動かしたり、交差させるクロスハッチングや、短いストロークで線の感覚を広めに描いてみたりもできます。
「鉛筆のハラを使う」
鉛筆の芯を長めに削り、新幅を利用して面を広く塗っていく感覚。クリップスタジオでは平筆ツールがそれに近い感覚で描ける気がします。
◎こする・ぼかす
鉛筆で描いた部分を指やティッシュ、サッピツや練りゴムでこすりきめ細かなグレー・トーンを作る技法。
クリップスタジオではエアブラシツールのグレー・トーンが気に入っています。
「消しゴムで消す」
鉛筆デッサンではプラスチックケシゴムの角を尖らせ、消すという行為で光の當たっている部分を描きます。
ネリゴムでぼんやりした光を描いたり、叩くように消して輪郭をぼかした光の描き方をしたりもします。共同のアトリエで、畫面をバンバン叩いている画像を見たことがある方も多いかと思います((笑))。
クリップタジオでは消しゴムツールは各種あり、エアブラシで白を描いていくこともできますのでいろいろ試して下さい。
まだまだ、表現の技法はいくらでもありますが、ひとまずこれくらいのツールを駆使して、気の赴くままに描き進めていきます。 デジタルツールと聞くと腰が重く感じるかもしれませんが、始めてしまえば、簡単に操作できるように作られていることが體感できます。
気づくと集中しており、実りある過ごし方になっているのは間違いありません。
③クリップスタジオ・デッサンのまとめ
1:クリップスタジオとタブレットを用意する
2:描きたい対象、構図、光の設定を決める
3:じっくり観察しながら気の赴くままに描く
以上
近年、インスタグラムなどでもデジタルツールを活かして絵を描くという投稿がたくさん上がってていて、情報もとりやすいと思います。
こんな便利で楽しい道具はもちろん若い世代だけのものではありません!学友然り、定年後の世代の選択肢へも広まって行ったらステキだと思います。
ご自宅のプリンタにつないで飾る、年賀狀、そのほかいろいろな場面でご自身の絵を展開できます!
定年後の新しい趣味の一つに入れてください☆
デジタル作品作りも楽しいですね!
デジタル以外に、パステルで人物を描いたりもしています。お立ち寄りくださいませ☆
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